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第6日:鹿児島(1)
(晴れ)


この旅初めての、朝から晴天。朝食後、宿の近くにある南洲公園まで散歩。ここは、西南戦争で戦死した西郷隆盛はじめ2023人の墓地がある南洲墓地と、西郷隆盛の記念館などがある。(ちなみに、歴史にうといわたしは、「南洲=西郷隆盛のこと」というのを帰ってくるまで知りませんでした…。)記念館までまわる時間的余裕はないので、かなり広い墓地と周辺の公園を散策。桜島がかなりきれいに見渡せる。しばらく散策した後、宿に戻りデジカメ画像をパソコンに取り込んでから、鴨池球場に向けて出発。

南洲公園
誰も撮ってくれないので自分でリモコン撮影…

鴨池球場到着。「本命」のロッテのキャンプ見学である。練習開始時間までまだ間があるが、すでに大部分の選手はアップを始めている。新しいビジター用の黒いユニフォームが精悍な感じ。期待の石井さんは初芝とキャッチボール。もうすっかり馴染んでいるようだ。「雰囲気は良い」と言われていたけど、確かにそうかもしれない。地味な選手が多いロッテだが、みんなのびのびやっている感じ。

鴨池球場
石井さんの背中、頼もしい!
チームにいい刺激を、石井選手
うかうかしてられません、初芝
新外国人(魔法使い)バリー
これが噂の「桜島カット」?

スタンドには、千葉で見かける顔もちらほら。早速知り合いの山崎さんにも会ってしまった。…しかし、球場に着くなり目が痛い。旅行の間悩まされている咳も出てくる。どうやら、桜島の火山灰が攻撃しているらしい。聞くと、天気のいい日は、風向きの関係で灰がもろに鹿児島市内に向かってくるのだとか。余計なお世話だが、よくこんな灰の中暮らせるなぁ…と思ったけど、考えてみたらわたしだって「ダイオキシンの町」に住んでるんだった。よっぽど「気が知れない」かも。灰はおそらく住んでいるうちに慣れてくるのだろうけど、初心者にはちょっとつらい歓迎だった。

内野の守備練習と野手のバント練習などが始まる。どこがどう、とはうまく言えないのだけど、ファイターズの練習とは雰囲気が違う。ベイスターズの練習とも違う。何が違うんだろう?ロッテの練習は、ひとつの練習の時間が小刻みに区切られており、ちょこちょこ入れ替えが行われる、というところだろうか?…うまく比較できるほど詳しく見てないので、これは次回への課題かな(と、すっかりまた来るつもりでいる)。

鴨池に居残りの小寺さん
バント練習。しっかり決めてね
(大村選手)

ひとしきり練習を見て、そろそろ午後の練習試合が行われる湯之元球場に向けて出発しないといけない。今日は、ファームと韓国ロッテの交流戦が、電車で1時間ほどの距離の湯之元球場で1時から行われる予定になっている。あらかじめ電車の時刻表は調べてきたので、ちょっと余裕で準備を始めよう…と思っていたら、近くでロッテのビジターユニフォームを着た若者2人組が「湯之元球場って…」と地図を広げている。よせばいいのに、おせっかいの血が騒いで、「湯之元だったら…」と声をかけて行き方をアドバイス。このときは知らなかったのだが、彼とはまた数日後の川崎球場さよならイベントで再開することに。インターネットでも有名な、「売り子馬鹿」サイト(http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/9306/)の管理人さんだった(という話は、だいぶ後になって知るのだが…つくづく世間って狭い)。

本球場の隣にあるブルペンにも寄ってみる。ファイターズのブルペンよりはだいぶ暗い感じで、中が良く見えないが、成本と武藤が投げ込み中。鹿児島キャンプに帯同している審判団は5名だが、うち4名は試合が行われる湯之元に行ってしまったので、鴨池に居残りの小寺さんがブルペンで球を見ている。成本は怪我して以来、昔のキレがなく心配していたが、まあまあという感じだった。これからシーズンに向けて調整を続けて欲しいな、と思う。

ブルペンにて。武藤
復活を期待。成本
小寺さん、今度はブルペンで

後ろ髪ひかれる思いで鴨池を後にし、近くでタクシーを拾って西鹿児島駅へ。湯之元までの電車までの間、そろそろ残金が寂しくなってきたのでキャッシュディスペンサーでお金をおろし、簡単な昼食を済ませる。目的の電車に乗り、いざ湯之元へ。

鴨池球場前


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Hiroko Sukeda, piroko@sukeda.com