夕方の便で鹿児島に向かうので、今日の午前中は那覇市内観光を予定していたが、朝から雨。沖縄に着いて以来晴れ間らしい晴れ間を見ていない。チェックアウト後例によってフロントに荷物を預け、ホテルの前にいたタクシーをつかまえて、とりあえず首里方面へ向かってもらう。同年代くらい(?ちょっと上かな)の、南方系の「濃い」顔の運転手さんと、「沖縄に来てからずっと天気が悪くて…」などと世間話。那覇市内の観光をほとんどしてないので、今日は午前中だけ首里周辺を回りたいのだが、というと、限られた時間でどういう時間配分で観光したらいいか、などのアドバイスをしてくれた。このタクシーの運転手さんに限らず、沖縄の人はみんな暖かい。
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アドバイスに従い、まずは首里城公園に。首里城は、琉球王朝のシンボルとも言うべき場所で、周辺は小高い丘になっていて那覇市街を一望できる。国際通り周辺の活気ある雰囲気とは変わって、このあたりは落ち着いたたたずまいになっている(が、観光客は多い。修学旅行の定番コースか?)。首里城見学の後は近くにある沖縄県立博物館を見学。もう少し天気が良ければ公園の中を散策してもいいのだが、雨で寒いのでどうしても室内で見学できるところばかりになってしまう。が、この博物館は沖縄の歴史・自然・民俗・美術工芸などがバランスよく展示してあり、なかなか楽しめた。
博物館を出たのが12時。空港に向かうために、さっきの運転手さんが博物館前に1時に迎えに来てくれるという約束になっていたので、それまで首里周辺を散策して時間をつぶすことに。昼食も食べたいし。日曜日ということで食事のできるお店はあまり開いてないが、ようやく「ぶくぶく茶」の看板をつけたひとつのお店を発見。「ぶくぶく茶」ってなんだ?入ってみると、中は沖縄の雑貨や民芸品店と一緒になった喫茶店。ぶくぶく茶とは、泡立てた健康茶のことで、最近雑誌などでも取り上げられるようになったという。これと、黒米カレーなるものを注文。ゴーヤの漬け物もついてきて、なかなか美味だった。ここでもお店のママさんとしばらく雑談。なんとなく落ち着くお店で、機会があればまたきたい、と思った。
ぶくぶく茶の看板にひかれて…
黒米のカレー
那覇空港。サミットムード全開空港に向かい、15:35出発の便で鹿児島に。沖縄は寒いと思っていたが、鹿児島空港に降り立つとやはりさらに寒い。空港から鹿児島市内まではリムジンバスで1時間ほど。市内のバス停で降りてタクシーで今日の宿に向かう。
【ホテルニュー楽山荘】
〒892-0852 鹿児島市下竜尾町25 099-248-1500
※桜島と鹿児島市内が一望できる高台にある純日本旅館。館内にはみょうばん温泉があり、
のんびり暖まることができる。食事はボリュームがあり、おなかいっぱい。
入浴後、鹿児島滞在中の知人と合流。沖縄から差し入れた泡盛、鹿児島名産の芋焼酎となぜか赤ワインでいい気分に。
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Hiroko Sukeda, piroko@sukeda.com