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第4日:名護〜那覇
(雨)


朝起きると今日も天気が悪い。雨だけでなく風も強そうで、あまり外に出る気がしない。ファイターズの練習は休みで、今日のうちに那覇に戻れればいいので、少しのんびり過ごすことにする。といっても、ホテルの部屋からインターネットにつないで、一昨日と昨日に撮った写真をWebサイトにアップロードしたりメールチェックしたり、というくらいだが…。チェックアウトの11時まで粘った後、チェックアウトしてから荷物を預かってもらい、名護市内に出る。一応観光くらいはしておかなくては…ということで、名護十字路(中心地)近くの観光案内所で地図とパンフレットをいただき、名護博物館に行ってみる。あまり広くない地味な博物館だが、中庭があったりしてくつろぐ。天気が良ければ桜がきれいだという公園にも行ってみるのだが、体調も万全でないし無理は禁物。名護といえばオリオンビールが有名で、オリオンビール博物館というのがあって試飲もできるらしいが、ビールを飲みたい天候でもないし、ということで断念。

名護十字路。町の中心地です
町のシンボル
名護博物館

市内をふらふら歩き、球場に近い「沖縄そば」の店で昼食。「ソーキそば」を初めて食べてみる。そばと言ってもいわゆる日本そばではなくて、うどんを細くしたような麺。友人が言っていたように、台湾のそばに似ている。この上に骨付きの豚スペアリブと昆布と細かく刻んだネギが載っている。…美味しい。すっかり暖まったところで、いったんホテルに戻り荷物をピックアップして、タクシーで再度バスターミナルへ。バスターミナル付近で、こんな佐川急便のトラックを発見。よ〜く見ると、飛脚の姿が関東で見るものと違う。面白いので撮影する(物好き…)。

沖縄限定?
佐川急便の飛脚がなんだか変…
名護バスターミナル

当初の予定ではもう一度北谷に寄ってみようかと思っていたけど(他のチームはみんな練習休みなので)この天気では…と断念。名護バスターミナルから、今度は高速バスで直接那覇に向かう。高速道路を使っても名護〜那覇間は1時間半程度。途中、大嵐になってバスがふっ飛ぶか?と思ったけれど、なんとか無事に那覇バスターミナルまで着いた。バスから降りるとスコールのような雨。タクシーで、国際通りから少し入ったところにある今日の宿に到着。

そろそろお土産の心配をしないといけないので、雨の中国際通りに買い出しに出かける。途中、「タコスライス」の看板を見て興味を持ったので、喫茶店ぽいところでタコスライスを食べてみた。メキシカン(アメリカの、かもしれないけど)料理は大好きなので結構期待していたが、メキシカン料理とは別モノの「沖縄の軽食」と思ったほうが良さそう。タコスの具の肉を白いご飯の上に載せて、その上からレタスの千切りとケチャップをかけて食べるというもの。美味しいことは美味しいけれど、「沖縄の最後の夜」の食事にしては少し寂しかったかも。だからといってひとりでステーキハウスに入るのも…(まだ言ってる)。

那覇初日に立ち寄った「わしたショップ」の健康茶コーナーで買った「うこん茶」が良かったので、今度は大量に入ったパックを買いに再度寄ってみた。お店のおばさんはしっかりわたしのことを覚えていてくれて、「わざわざもう一度来てくれてありがとう」と、他の種類の健康茶もたくさん袋に詰めてくれた。他に、昼美味しかった「ソーキそば」のパックや会社用のお土産、お菓子類を購入。この旅の間喉に欠かせない「黒糖飴」も追加。ショップの2階には、沖縄関連書籍の書店があり、のぞいてみたところ、前日に行った名護のスナックのママさんが、お店のお客さんが作った川柳をまとめてコメントなどをつけて出版した単行本を発見。部屋に戻って読んでいたら、知り合いの川柳も見つけてしまった。川柳のテーマはいろいろだが、やはり基地問題に関するものが多い。名護市内にも「基地反対」の看板がところどころに見られ、実際に沖縄に暮らす人たちにとって基地や米軍との関係が生活の一部であることを実感するとともに「平和ボケ」していてすっかり他人ごとと思っていた自分に対しても反省。これを機会に少し考えてみたいテーマではある。

そうそう、外では雨にすっかりたたられたので、ホテルに戻ってから温泉にも行ってみた。よくある健康ランド風の温泉で、中は清潔で気持ち良かった。…が、風邪が良くなってないので湯冷めしないように早々に部屋に戻る。部屋ではエアコンを暖房運転。まさか沖縄で暖房を動かすことになるとは…。

サミット限定オリオンビールで湯上りの一杯。…でも寒い


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Hiroko Sukeda, piroko@sukeda.com