2005年9月8日
セ・リーグの豊蔵一会長は8日、審判員への暴力行為で退場処分となった阪神の平田ヘッドコーチに出場停止1試合と厳重戒告処分を科した。また試合中断を長引かせた岡田監督と、対応を誤った審判員(友寄、橘高、上本、嶋田)4人にも厳重注意処分を科した。
7日の中日―阪神19回戦(ナゴヤドーム)の九回、平田コーチは本塁上でのクロスプレーがセーフと判定されたことを不満とし、橘高球審の胸を突いて退場を命じられた。岡田監督も判定を不服とし、選手をベンチへ引き揚げさせて試合を18分間中断させた。審判団も岡田監督の行為に対し、規則の厳格な適用を怠って中断を長引かせる一因となった。
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